華々しい環境提案の陰で…

By admin on 6月 21st, 2012

いまだ売れない私のマンション・・・。

だけど、何も話が来ないわけではない。希望は捨てない。

というわけで、 今回は気分を変えて別のお話。

市内から私鉄電車で30分のところにできる新しいマンションができるということで、小・中学生の二人の兄弟を持つ友人が現地見学会へ行くことになりました。

自分のマンションと比べたくて、私も一緒に参加しました。もともと埋め立て地というだけあって、かなり広い敷地に、3棟のマンションが建つことになります。自走式の駐車場と駐輪場のスペースがあり、建物と建物の間には広い公開緑地が作られます。マンションとは別に、3階建の共用建物があり、そこには、学校帰りに自習できるルーム、トレーニングルーム、100人収容できるホール、アイランドキッチンが備わっているキッチンのある部屋、防音設備を施しているスタジオがあり、屋外にはウッドデッキが作られ、屋外パーティーができるようになっています。つまり、公民館レベルの共用施設棟が備わっています。3棟全ての分譲戸数は330戸で、そこには、マンションが作られるというのでなく、新しい街並みが作られるという印象です。

マンションは全戸南向きで、海に面しています。現地見学会で、モデルルームを見学しながら、営業マンの説明を聞いていると、理想的な住環境に心が揺り動かされます。

では、このマンションに不便な個所、欠けている環境はないのか、私は少し意地悪な視点で、この物件を見ることにしました。敷地全体が広く、公開緑地も広くとっているため、家族が夜遅く帰宅する場合に大丈夫かと思うこと、それに、オーシャンビューの環境が家電や建物全体に与える影響も考えました。それに、一番の心配は、埋め立て地ということで、地盤沈下と地震の時の液状化の心配です。

調べてみると、近隣の分譲住宅では、埋め立てから30年以上経つのに未だ、地盤沈下が収まっていないという問題を抱えていることが分かりました。このマンション自体が対策を講じているかどうかをよく確認することが最優先です。住まいや建物はまず、基礎、構造から始まります。地道な日常の生活をする舞台です。それは、戸建住宅でも、マンションでも揺るぎない事実です。