間取りの空間利用

By admin on 5月 24th, 2015

住まいを新築する時、家族がゆったりとくつろぐことができるように、LDKを広く開放的な空間にしたいと思います。限られたスペースで、広く開放的にするために、構造に影響しない間仕切壁は取り去って、ワンフロアにするとか、LDKの一部を吹き抜けにするとか、工夫します。ただ、吹き抜けにすると、どうしても、2階の床面積が減ってしまいます。その分、収納に割ける面積が少なくなります。

私の友人が住まいを新築したのは、市内東部の団地でした。ここは、丘陵地を造成してできた団地なので、南側が大きく開けています。そこで、LDKのリビングスペースを吹き抜けにしました。確かに、太陽光も自然の風もふんだんに取り入れることができ、ゆったりとくつろぐことができます。
しかし、吹き抜けにした分、2階の床面積が狭くなってしまいました。収納に割けるスペースも限られてしまいました。2階部分に作ろうと思っていたウォークインクロゼットなどもスペース的に難しくなってしまいました。

そこで、1階にとも思いましたが、やはり、吹き抜けにしているため、実際にウォークインクロゼットを作るスペースがありません。LDKの一部を吹き抜けにすることで、採光や風通しに優れ、開放的なLDKを実現することができます。
しかし、彼女の住まいは、南側が大きく開けている団地に建てましたので、もともと採光や風通しに優れています。視界を遮るものがありませんから、吹き抜けにしなくても、広々とした空間を得ることができますし、ゆったりとくつろぐことができます。

収納スペースを犠牲にしてまで、吹き抜けにする必要があったのかと思っています。日本には四季がありますから、どうしても、モノが溢れてしまいます。収納について検討したうえで、吹き抜けを考えていけばよかったと思いました。